2019年04月01日

新元号発表の日に 令和に決定

新元号が先ほど発表されました。

万葉集が出典ということです。

この後、安倍総理大臣からの説明があります。

最近、漢詩を作り始めています。

漢詩作りを始めてから、芭蕉や子規も漢詩を学んでいたことを強く感じます。

推敲もしていませんが、とりあえず。



発表新元号日   新元号発表の日

天長地久百花魁  天は長く 地は久し 百花の魁

瑞気盈盈野外梅  瑞気 盈盈 野外の梅

譲位相看無一事  譲位 相看る 一事無し

平成閉幕令和開  平成閉幕し 令和開く

(七言絶句、正格、平起 上平声、灰韻)

※ 大意

新元号発表の日に
天地は永遠に尽きない。新天皇の御代が長く続きますように。
めでたい雰囲気が世に満ちて、梅が花々の先がけとして咲いている。
天皇の譲位を国民みんなが注視するなか、粛々と事が進められていく。
平成の時代が幕を下ろし、令和という新しい時代が開かれる。

現在、漢詩作成の修行中です。
芭蕉や子規に近づくためでもあります。

posted by 青山登 at 12:05| Comment(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月11日

ふるさと切手「近代俳句のふるさと松山」

 正岡子規や夏目漱石ら松山ゆかりの俳人4人の俳句を、直筆でつづったふるさと切手「近代俳句のふるさと松山」が発売されました。

 切手シートは、80円切手10枚1セットで800円。

 正岡子規、夏目漱石のほかに、高浜虚子、河東碧梧桐の俳句が印刷されています。

 虚子も碧梧桐も子規に俳句を学んだ人たちです。漱石もそうです。

 この切手シートに印刷されている子規の句は、

十年の汗を道後の温泉に洗へ(正岡子規)

です。

 私はこの句を知りませんでした。

 「道後温泉」が読み込まれた句を探したのでしょうか。

 私が知らないだけでとても有名な句なのでしょうか。

 手元にある『子規句集』(高浜虚子選、岩波文庫)には、載っていません。

 「十年の」を初句索引で調べてみると二句あることが分かります。

十年の苦学毛の無き毛布哉(かな)(正岡子規)
十年の硯(すずり)洗ふこともなかりけり(正岡子規)


の二句です。

 この切手シート、全国の郵便局などで1千万シートが販売されるそうです。

 子規のファンなら買っておきたい一品ですね。

 紹介した切手ではありませんが。子規ゆかりの酒。



傑作小説の名をいただく袋吊り大吟醸!桜うづまき 坂の上の雲 720ml 05P21Jul09



【送料込】酒仙 栄光 松山浪漫セット「秋山真之」「正岡子規」「夏目漱石」ラベルお試し飲みく...

あっみーつけた あおの店

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングに参加しています。
よろしかったらクリックしてください。

「子規と四季」トップページへ
posted by 青山登 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月02日

梅雨あけず

 梅雨が明けません。

 気象庁のサイトによると、東北はおろか東海、近畿、中国、九州北部でさえ梅雨が明けていないようです。

 三省堂『ホトトギス 改訂版 新歳時記』(稲畑汀子編)の「梅雨明け」の項には、次のようにあります。

 「うっとうしい梅雨が一か月くらいも続くと、やがて雷が鳴って梅雨明となる。雷をともなわず、いつとはなしに明ける年もある。急に暑くなり空がまぶしい。暦の上では七月十一日か十二日にあたるともいい、梅雨は入りがあって明けがないともいう。」

 すでに8月。ゲリラ豪雨や竜巻の発生、何かが変わっているようですね。

 人間の身勝手さに神様が怒っているような気がします。こんなことを言うと、昔の人みたいですね。

 8月8日に始まる夏の甲子園も、49代表が決まり、甲子園練習が始まりました。

 甲子園練習、各校に配分された時間は30分。しかも、今日などは、あいにくの天気で使えるのが室内練習場のみ。「室内で30分練習するために遠路はるばる行きたくない。」というのが出場校の本音かもしれません。



桜うづまき 坂の上の雲 720ml

↑司馬遼太郎ファン、正岡子規ファンの方にいかがですか。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングに参加しています。
よろしかったらクリックしてください。

「子規と四季」トップページへ

posted by 青山登 at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

新型インフル 初の国内感染確認

 新型インフルエンザで初の国内感染が確認されました。

 海外渡航歴のない神戸の高校生3人です。

 神戸市の灘区、東灘区、中央区の3つの区では、市立学校全75校を22日まで休校にする措置が取られることになったようです。神戸市の新型インフルエンザ対策本部の決定事項です。



 2か月以上あけてしまったので、潮干狩りの時期も過ぎてしまいました。

 手に満つる蜆(しじみ)うれしや友を呼ぶ(子規)

 明治32年の正岡子規の句です。

 高浜虚子の『俳句はかく解しかく味う』(岩波文庫)という本でも取り上げられている句です。この本、なかなか面白いです。俳句の味わい方を教えられます。
 
 手に満つるマスクかなしや医者を呼ぶ(登)

 おそまつ。うーん、本当におそまつだ。

 新型インフルエンザの流行が心配される中、マスクがよく売れているようですね。

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングに参加しています。
よろしかったらクリックしてください。

「子規と四季」トップページへ
posted by 青山登 at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月11日

心中はどんなものも悲しい

 今日2月11日は建国記念の日です。

 現在の「建国記念の日」として実施されたのは、1967年。「建国記念の日」は、以前の「紀元節」です。「紀元節」というのは、『日本書紀』によれば、神武天皇が即位した日で紀元前660年に相当するということです。

 人の世になりても久し紀元節(子規)

 正岡子規の明治26年の句です。

 西武池袋線の踏切で、男女が抱き合ったまま電車にはねられ死亡したと報道されました。2月10日の午前0時50分頃のことです。自殺の可能性が高いとみて調査中です。

 時事通信社のニュースでは、「2人はいずれも30−40歳代」となっていますが、スポニチのニュースでは、男性が20歳、女性が23歳となっています。時事通信社のニュースは、10日12時30分のニュース。スポニチのニュースは、11日7時9分のニュースですから、調査の結果、身元が分かったようです。遺書は見つかっていないようです。



 日本では1998年から自殺者が毎年3万人を超しています。悲しいことです。

 今回の事件は、状況からすると(男女の)心中のようですから、太宰治の入水自殺が思い浮かびます。「迷惑な奴らだ」という声もあるようですが、「住所不定、無職」というのですから、つらい日々を送っていたのだろうと想像します。

 「100歳を超しての大往生はめでたい」というのも分からないではないですが、人の死は、特に自殺はどれも悲しいです。中でも最近悲しくなるニュースの代表が、老老介護に疲れての心中事件です。医療の発達、介護の充実が、悪いとは言いませんが、難しいものですね、世の中は。

 いつの世になりても悲し人の死は(登)

 おそまつ。

(参考:高浜虚子選『子規句集』岩波文庫)

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングに参加しています。
よろしかったらクリックしてください。

(トップページへ)
posted by 青山登 at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

スマイリーキクチのブログ炎上

 「ブログ炎上」と10年前の人が聞いても何のことか分からないに違いありません。もしかすると、20年後の人も分からないかもしれません。

 お笑いタレント、スマイリーキクチのブログが「炎上」しました。殺人事件の犯人扱いするような、悪質なコメントが殺到したというのです。18人が書類送検されたということです。コンピューター社会の怖い一面が現れた事件です。



 世の中にどんどん新しいものが登場するようになりました。いつの時代でも新しいものは登場しますが、それによる世の中の変化の速さは、加速しています。

 新しいものの影響はすぐには現れません。予想外の変化が起きることもありえます。コンピューター、コンビニ、テレビゲームなどの影響にも、怖いものがあります。人々の感覚の変化、脳の変化もきっとあると思います。

 新しいものが登場すると、多くの人は物珍しさもあって、すぐに飛びつきます。明治維新後がそうですし、太平洋戦争後もそうだと言ってもいいかもしれません。

 そして、これまでの生活スタイルをあっさり捨ててしまう人々や、急速な世の変化に対し、批判的な人も出ます。夏目漱石が、維新以後の日本の工業化などに批判的だったのもその一例です。

 夏目漱石は、正岡子規の友人です。明治28年、子規は日清戦争従軍後の帰路で喀血し、養生のために松山に帰省します。そして、51日間、漱石の下宿であった愚陀仏庵に同居します。

 愚陀仏(ぐだぶつ)は主人の名なり冬籠(ふゆごもり)(漱石)

 漱石は子規から俳句を学んだりしますので、俳句を結構作っています。

 愚陀仏庵には私も行きました。「坂の上の雲」ミュージアムのすぐ横の坂を上った所にあります。松山城のすぐ近くで、歩いて行けます。

 子規はこの後、広島、大阪などを経由して上京しますが、その途中奈良で詠んだのが、有名な次の句です。

 柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺(子規)
 
 これ以後二度と子規は松山の地を踏むことはなかったのです。
 
 愚陀仏庵での別れの句も悲しいです。
 
 行く我にとどまる汝に秋二つ(子規)
 
 明治28年には、コンピューターもブログもなかったのですね。火事はあっても「ブログ炎上」はなかったのですね。
 
 お陀仏だブログ炎上ああ怖い(登)

 おそまつ。

(参考:新潮資本文学アルバム『正岡子規』新潮社)

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングに参加しています。
よろしかったらクリックしてください。


(トップページへ)
posted by 青山登 at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月04日

オバマ政権の前途に暗雲

 立春に関係する正岡子規の句を『子規句集』で探してみると、下の句がありました。

 我王の二月に春の立ちにけり(子規)

 明治26年の句です。子規とその仲間たち(高浜虚子ら)の俳句が、初めて新聞「日本」に掲載されたのが、明治26年2月3日のことで、この子規の句も、その時の一句です。

 「我王の」が、まず分かりません。「我王(がおう)」で検索してみると、「我王銀次」が出てきます。「ミンボーの女」(1992年)や「ビー・バップ・ハイスクール 高橋与太郎完結編」(1988年)に出演している俳優です。「火の鳥 鳳凰編 我王の冒険」というのも出てきます。ファミコンゲームの名前です。ちがう。ちがう。

 「我王の 子規」で調べ始めて、あれこれ考えるうちに、だんだん分かってきました。

 「我王の」は、「わがきみの」と読むのでしょう。

 奠都三十年
 我王の桜咲くなり三十年(子規)

という明治31年の句もありました。

 「奠都(てんと)」というのは、国都を定めるということです。明治31年4月10日には、「東京奠都三十年祭の祝賀会」が開かれています。ここで、「我王」が、明治天皇だと確信しました。

 明治元年2月3日には、明治天皇が「徳川慶喜親征の詔」を発布しています。そして、同じ2月3日(明治26年)に、子規の句が初めて新聞「日本」に掲載されます。ナショナリズムの色彩の濃い「日本」に掲載するのですから、天皇のことを意識していたのでしょうか。「わがきみ」が「立つ」のと、「春」が「立つ」のをかけているのだと思います。「立つ」が掛詞(かけことば)ですね。

 さて、注目されたオバマ大統領の就任式から2週間が経ちました。難しい問題に迅速に対処しているという評判もありましたが、閣僚人事で問題が出てきました。

 厚生長官に指名されていたトム・ダシュル前民主党上院院内総務が、先に発覚した納税漏れの責任を取って指名を辞退したのです。新設の業務評価官に指名されたナンシー・キルファー元財務次官補も、同様の理由で辞退しました。

 オバマ政権にとっては難しい船出となりました。



 オバマ氏の前途に暗雲立ちこめる(登)

 おそまつ。

(参考:高浜虚子選『子規句集』岩波文庫、Z旗「坂の上の雲」小説・ドラマまとめサイト


人気ブログランキングへ
人気ブログランキングに参加しています。
よろしかったらクリックしてください。


(トップページへ)
posted by 青山登 at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月20日

オバマ次期大統領の就任式迫る

 オバマ次期大統領の就任式が数時間後に迫ってきました。日本時間では21日の午前1時半、現地時間では20日の午後11時半に開かれます。

 全米から首都ワシントンに200万人が押し寄せるという予測もあるようです。テロや暗殺の警戒のため4万人が厳戒にあたるそうです。

 就任演説も注目されています。演説は約20分間。リンカーンの使った聖書を使って「米国の再生」を誓い、米国民の「融和」を呼びかける、(livedoorニュース)などと報じられています。

 冬枯や鳥に石打つ童あり(子規)

 明治27年の句です。「冬枯れ」は、草木の枯れた寂しい冬の景色です。子どもが鳥に向かって石を投げている光景です。

 子規が松山中学を退学して、上京したのが明治16年(1883年)。当時盛り上がっていた自由民権運動の影響を受け、演説に熱中し、政治家を志しての上京でした。

 今回オバマ次期大統領が使うとされる聖書は、1861年にアメリカ第16代大統領リンカーンが1期目の就任式で使った聖書だそうです。現在のように情報がすぐに伝わる時代ではありませんから、子規にとって、22年前のリンカーンの大統領就任演説は、ほんの少し前の出来事に感じられたかもしれません。

 「4万の警備要する就任式」「大統領就任式を見に行こう」「オバマ氏の就任警備4万人」「オバマ氏の就任演説まもなくだ」「オバマ氏の演説世界が息をのむ」……くだらないものでも、なかなか難しいです。

 ワシントン聖書に手載せる男あり(登)

 おそまつ。

 緊迫感が高まってきました。あと3時間です。

(参考:高浜虚子選『子規句集』岩波文庫、柴田宵曲『正岡子規』岩波文庫)

人気ブログランキングへ

(トップページへ)
posted by 青山登 at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治・社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする